市場調査部レポート
欧米政治ドラマのアップデート

2017/12/15 11:42

【相場環境】欧米政治ドラマのアップデート
【米ドル】米ドル/円、下押しフローの時間帯か
【ユーロ】ユーロ/円、引き続きレンジワーク主体の相場展開を想定
【豪ドル】豪ドル/米ドルは200日移動平均線が上値のポイント!?
【NZドル】RBNZの次期総裁決定!! NZドルは底堅い展開か
【トルコリラ】TCMBが0.50%利上げ。今回の利上げに2つの見方?


【相場環境】 欧米政治ドラマのアップデート   

年末にかけていったん大詰めを迎えつつある欧米政治ドラマ。足元でも動きがあったので、以下にアップデートします。

◆欧州政治
ブレグジット交渉は「次のステップ」へ!?
8日、英国とEUが離脱条件でようやく暫定合意に達しました。14-15日のEUサミットでは、離脱後の通商協定など「次のステップ」に進むことが宣言されそうです(本稿執筆時点で未定)。

ただし、今後も交渉がスムーズに進む保証はありません。まず、暫定合意そのものが重要課題を先送りする部分を含んでおり、最終合意は引き続き流動的です。

また、13日に英議会は、EU離脱前に最終合意を採決する条項をEU離脱法案に盛り込みました。つまり、英政府とEUが最終合意に達しても、英議会にそれを拒否する権利が発生したことになります。政権内部では引き続きメイ首相の足を引っ張る動きもみられ、メイ首相の綱渡りは続きそうです。

ドイツ連立交渉は年明け後も続く?
野党第1党のSPD(社会民主党)はメルケル首相のCDU/CSU(キリスト教民主・社会同盟)との連立交渉を開始することを決定しました。9月総選挙前と同じ大連立を組むのか。閣僚を出さずに閣外協力に留めるのか。それとも、その中間的な協力的連立とするのか、などを模索する模様です。

総選挙では、極右のAfD(ドイツのための選択肢)がSPDに次ぐ勢力を獲得しました。SPDは大連立によってAfDに野党第一党の地位を与えることを避けたい意向です。連立交渉は年明け後まで続く見通しです。

イタリア総選挙は18年春
イタリアの総選挙が18年3月4日に決定したと報道されています。最近の世論調査によると、反EUの「五つ星運動」が第1党になる可能性もあるようです。選挙法改正によって一政党が単独で過半数を握るのは難しくなったため、選挙結果次第ですが、連立政権が模索されるなど、政治が安定を欠く状況となりそうです。

カタルーニャ州議会選挙は再び独立派が勝利?
21日に、スペインのカタルーニャ州議会選挙が実施されます。最近の世論調査によると、独立派と非独立派が接戦を演じています。再び独立派が州議会の過半数を握る可能性もありそうです。そのこと自体は独立宣言を意味しませんが、独立に向けた動きを改めて活発化させれば、スペイン政治の不安材料になるかもしれません。

◆米国政治
米税制改革法案と2018年度予算の審議がヤマ場を迎えています。18日の週に、税制改革法案と新たな継続予算が成立する可能性は高そうです。ただし、議会審議が停滞するリスクもあり、その場合は一時的にせよ米株や米ドルにネガティブな材料となるかもしれません。

税制改革法案は18日にも成立?
税制改革法案は、両院協議会が13日に上院案と下院案の一本化で暫定合意しました。最終案が上院と下院の本会議で可決されれば、大統領に送付され、署名を得て成立します。議会共和党は来週18日ごろの採決を目指しています

税制改革法案は上院でも下院でも単純過半数で可決されるため、いずれでも過半数を握る共和党だけで可決可能です。ただし、上院の勢力は共和党52対民主党48と僅差です。民主党全員が反対するとの前提で、共和党の造反は2人までが許容範囲です(50対50の場合は上院議長でもあるペンス副大統領に決定権があるため)。

上院共和党の中には、税制改革の一本化法案の内容に不満を持ち、投票態度を決めていない、あるいは反対の姿勢を示している議員が数人いるため、彼らの行動次第では上院での採決が困難になる可能性も残ります。

2018年度予算は1月19日までの継続予算で?
一方、2018年度の継続予算が12月22日に期限切れとなります。新たな予算が成立しなければ、23日にシャットダウン(政府機関の一部閉鎖)が発生します。

議会共和党は、来年1月19日までの新たな継続予算を提案する方向です。そして、同継続予算案に、2018年度末(=18年9月末)までをカバーする国防費の本予算を抱き合わせることを検討しています。これに国防費の増額が盛り込まれているため、非国防費の増額を求めている民主党が強く反発しています。

継続予算は、上院ではフィリバスター(少数政党による採決妨害)が可能であり、可決のためには60票が必要です。つまり、民主党の協力なしでは可決されません。民主党がどう対応するか注目されます(シャットダウンの責任を回避するため、継続予算にしぶしぶ賛成する可能性もあります)。

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◆主要中銀の会合

12-13日の米FOMC14日のTCMB(トルコ中銀)の会合では、利上げが決定されましたが、当該通貨(米ドル、トルコリラ)はいずれも下落しました。FOMCのケースでは、利上げが確実視されていたので「材料出尽くし」、あるいはメンバー2人が利上げに反対したことが材料となったようです。TCMBのケースは、利上げ幅(0.5%)が市場の期待(1.0%以上)に届かなかったことが背景でした。

14日のBOE(英中銀)とECBはいずれも現状維持でした。その結果を受けて、英ポンドやユーロはやや軟調でした。

18年3月までの市場の金融政策見通しは以下の通り(12/14時点のOIS=翌日物金利スワップに基づく)。利上げの可能性が比較的高いとみられているのが、FRBとBOC(カナダ中銀)。その他は現状維持の見通しです。そうした市場の観測がどう変化するかが注目されます。

<チーフエコノミスト 西田明弘>


【米ドル】 米ドル/円、下押しフローの時間帯か

早速ですが、以下、米ドル/円・日足・スパンモデル®+21日ボリンジャーバンド+パラボリック+ストキャスティクス(スロー)をご覧ください。

上図チャートを見ると、1) 21日MA(21日移動平均線)が横向きであること、2) 遅行スパンがローソク足と絡み合う形状となっていること、3) 赤色の雲(=“売り”の雲)が薄い形状となっていること、4) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の上方で点灯していること、そして、5) ストキャスティクス(スロー)が80%ライン付近でクロスし、その後右肩下がり形状となっていることから、米ドル/円は、レンジ相場における下押しの時間帯と捉えることができます。

特に、a) ローソク足が「買われ過ぎ水準」とされるボリンジャーバンド(以下、BB)・+2σライン付近まで上昇していること、b) ストキャスティクス(スロー)の2本の線(SD、%D)が「買われ過ぎ水準」とされる80%ライン付近でクロスし、その後右肩下がり推移となる、いわゆる“デッドクロス”となっていること、そして、c) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の上方で点灯し、「売りサイン」となっていること(いずれも上図青丸印)を総合すると、過去の傾向・パターンからも、BB・-2σライン(≒110.90円)付近までの下押しフローとなる可能性も。

いずれにしても、当面の米ドル/円は、BB・±2σライン内のゾーンである110.90-113.80円を主戦場とするレンジワーク主体の相場展開となりそうです。

<チーフアナリスト 津田隆光>


【ユーロ】 ユーロ/円、引き続きレンジワーク主体の相場展開を想定

以下、ユーロ/円・日足・スパンモデル®+21日ボリンジャーバンド+パラボリック+ストキャスティクス(スロー)をご覧ください。

上図チャートを見ると、1) 21日MA(21日移動平均線)が横向きであること、2) 遅行スパンがローソク足と絡み合う形状となっていること、3) 青色の雲(=“買い”の雲)が薄い形状となっていること、4) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の上方で点灯していること、そして、5) ストキャスティクス(スロー)が20%ラインと80%ラインの間のゾーンで交互にクロスしていることから、ユーロ/円は、先週に引き続き典型的なレンジ相場を形成中であると言えます。

ストキャスティクス(スロー)の動向から勘案すると、15日時点のユーロ/円は、レンジ相場における下押しの時間帯と捉えることができ、テクニカル理論上の下値メドであるBB・-2σライン(≒131.40円)までの下押しフローを考慮すべきでしょう。

ユーロ/円の上値メドについても、テクニカル上の上値メドであるBB・+2σライン(≒134.00円)と想定し、先週の当レポートで示したコアレンジ(131.40-134.00円)を主戦場とするレンジワーク主体の相場展開となりそうです。

<津田>


【豪ドル】 豪ドル/米ドルは200日移動平均線が上値のポイント!?

豪ドルは今週(12月11日の週)、対円や対米ドルで約1か月ぶりの高値を記録しました。米FOMC(連邦公開市場委員会)を受けて米ドルが全般的に弱含んだことや、14日の豪州の11月雇用統計の強い結果が豪ドルを押し上げました。

豪州の雇用統計は、雇用者数が前月比6.16万人増、失業率が5.4%。雇用者数は市場予想の1.80万人増を大幅に上回り、14か月連続で増加しました。14か月連続は、1993年6月から94年7月(14か月連続)以来の長さです。また、前回10月分が上方修正されました(0.37万人→0.78万人増へ)。加えて、今回の雇用者数の内訳をみると、フルタイム雇用者が4.19万人増と、4か月連続で増加。パートタイム雇用者数も1.97万人増えました。

一方、失業率は10月から変わらず、市場予想通りだったものの、2013年2月以来の低水準を維持。また、労働参加率が市場予想に反して10月の65.2%から65.5%に上昇しました。労働参加率の上昇を踏まえると、労働情勢はヘッドラインの失業率が示唆するよりも強いとみなすことができそうです。

雇用統計の結果が引き続き支援材料となり、豪ドルは上値を試す可能性があります。豪ドル/米ドルは200日移動平均線(0.7690米ドル付近)に接近しており、そこが上値のポイントになりそうです。それより上の水準に定着すれば、さらなる上昇も想定できます。一方、豪ドル/円は、米ドル/円の影響も受けるものの、豪ドル/米ドルが上昇基調を強めれば、連れて上昇する可能性があります。

<シニアアナリスト 八代和也>


【NZドル】 RBNZの次期総裁決定!! NZドルは底堅い展開か

NZドルは今週(12月11日の週)、対円で約1か月ぶり、対米ドルで約2か月ぶりの高値を記録しました。NZ政府がRBNZ(NZ中銀)の次期総裁にエイドリアン・オア氏を指名したこと好感されました。

オア氏は、2003年から2007年までRBNZ副総裁を務め、現在はNZの公的年金基金であるスーパーアニュエーション・ファンドの責任者。RBNZは9月26日にウィーラー前総裁が退任。現在は副総裁だったスペンサー氏が総裁代行を務めており、オア氏は2018年3月27日にRBNZ総裁に就任します。

RBNZの現在の責務は「物価安定」のみ。NZ政府は中銀法を改正し、責務に「雇用の最大化」を加える方針を示しています。市場では、雇用の最大化が加わった場合、インフレが加速する状況下でも、雇用が低迷していれば、RBNZが利上げをするのは難しいとの見方があります。

オア氏が次期総裁に指名されたことで、次期総裁人事をめぐる不透明感が払しょくされました。また、RBNZ副総裁を務めた経歴から、市場ではオア氏は物価目標を重視し、ハト派的な政策運営をしないのでは?との見方もあるようです。NZドルは引き続き、底堅く推移しそうです。NZドル/米ドルやNZドル/円の目先の上値メドとして、それぞれ200日移動平均線が位置する0.7100米ドル近辺、79.30円近辺が挙げられます。

<八代>


【トルコリラ】 TCMBが0.50%利上げ。今回の利上げに2つの見方?   

TCMB(トルコ中銀)は12月14日の会合で、後期流動性貸出金利を0.50%引き上げ、12.75%にすることを決めました(1週間物レポ金利、翌日物貸出金利、翌日物借入金利は据え置き)。

TCMBは声明で、利上げの理由を「現在の高いインフレ水準や最近のコスト要因の動向により、インフレ期待や価格設定に関するリスクが高まった」ためと説明しました。トルコの11月CPI(消費者物価指数)は前年比12.98%と10月の+11.90%から加速し、トルコ統計局がCPIの基準年を2003年に変更して以降、最も高い上昇率を記録。トルコリラは11月に対米ドルで過去最安値を更新しました。

声明は、「インフレ見通しが大幅に改善し、目標と一致するまで、引き締め的な金融政策スタンスを断固として維持する」と強調。「インフレ期待や企業の価格設定行動、そしてインフレに影響を及ぼすその他の要因を注視し、必要に応じて一段の金融引き締めを行う」と改めて表明し、追加利上げに含みを持たせました。

市場では今回、TCMBが後期流動性貸出金利を少なくとも1.00%引き上げるとの見方が有力でした。利上げ幅が0.50%の利上げにとどまったことで失望感が広がり、TCMBの政策金利発表後にトルコリラは下落しました。

ただ、今回の0.50%の利上げについては、2つの見方ができそうです。1つは、利上げを行うことによってTCMBが政府から独立していることを示したとの見方です。トルコのエルドアン大統領は、TCMBに対して利下げを繰り返し要求。12月12日には、「高金利に反対だ」と明言し、「インフレは高金利によって鈍化しないだろう」と述べていました。市場では、TCMBの独立性をめぐる懸念があります。もう1つは、エルドアン大統領に配慮して、0.50%の利上げしかできなかったとの見方です。トルコリラにとって、前者はプラス材料、後者はマイナス材料と考えられます。市場がいずれの見方をするのか、それを見極めるうえで、今後数日のトルコリラの動向に注目です。

<八代>


(続きはPDFでご覧ください。)
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